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  • 北海道在住のシンガーソングライターです。
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ANDROGYNOS/最終日を振り返る
さあ、そんなわけで昨日に続いてANDROGYNOS最終日も振り返ってみましょう!

この日はやはりPIERROTが先攻。
前回話したように俺はPIERROTにそんなに詳しくないのでハイライトになりますが、印象的な場面をチョイスいたします。

まず、いきなり印象的だったのは登場。
キリトさんのメイクが…左目周りのメイクが十字
コレは、俺もよく知っている初期の頃のメイクですね…!

のっけからボルテージ上がりまくりのピエラー。そして同世代ゆえにその当時を知る虜たちも同じく感激の声を上げる。
やっぱりアンタはすげぇよキリトさん!もう会場の心わしづかみだよ…!

セトリは大半が前日と同じだったんですが、並び順はほぼ全て変更済み。
ある意味予習したようなものだったので順応しやすかったのは非常にありがたかったかな。
ただその中で前日にやってなかった「PSYCHEDELIC LOVER」を聞けたのは嬉しかった。この曲の爽快感も結構好きなんですよ。それに、あれだけダークなイメージの強かったPIERROTがこんなのもやるんだ…って言う驚きもあったし。
そしてさらに続けざまに「クリア・スカイ」。デビュー曲ですよ。
「壊れ行くこの世界で迷わず待っていて あの日決めた約束のあの丘で」

丘 曲 ! !

欲を言えば「HILL -幻覚の雪-」も聞きたかったんですけどね。アレも大好きだし。
でもこのデビュー曲が聞けたことが何よりの喜びだったと思う。

キリトさんはこの日もMCで同じことを言いました。
「ピエラーも虜も関係ないんです。君たちは元々一つだったんです。だから一緒に楽しんじゃえばいいんです。
でも、君たちの楽しみ方は世間一般とは少しズレています。何故なら元々は同じキチガイだったのだから。だからキチガイ同士一緒になって狂っちまおうぜ!」

そう、前日に言われてたから何となく分かっていた。コレはライバル派閥同士の戦争じゃない。
同じ時代に生まれた2つのバンドがお互いの力をぶつけ合う、まるで決勝戦の舞台のような爽やかな一戦なのだと。

締めに持ってきたのは前日同様「HUMAN GATE」「蜘蛛の意図」
銀テープ、火薬。とにかくPIERROTのライブは華やか。
前日もそうだけどここはDIRにはないなーと思ってました。しかもこの日は前半ですよ。前半でいきなりブッ放すのかと。そしたら後に出てくるDIRどうするのよ。そんなの使わないのにどうやって前日並みのボルテージの一体感を…!

前日にも披露された「HUMAN GATE」で本編を終え、気が抜けたのかちょっと噛みながらキリトさんは言いました。
「後はどうぞ勝手に楽しんでください。この後、すっげーのやるから」
ちょっと皮肉っぽく、でも確実にDIRへの敬意を払ったこの言葉がすごく嬉しかったです。

そうだよ、DIRもすごいんだから。ピエラーさん。
後半にDIRが来たってことは、もうこっからは無法地帯だよ。統一感なんかなくても関係ないんだよ。
全部吐き出してくれよ…!
そんな想いを胸に、DIRの出番を待ち続けました。

舞台暗転。スクリーンに映し出されたのは、荒野を逃げるようにふらつく男女。
追いかけるヘリの掃射に体を撃ち抜かれ、倒れる男。何故か笑う女。この意味深な映像こそDIRの真骨頂。
ここから始まるオープニングは…

1.un deux
オープニング曲としては非常に理想的な始まり。
前日のような激しい開幕ではなく、雰囲気から圧倒しにかかる感じもまたよし。
前日同様に曲の終わりで「ANDROGYNOS DIR EN GREY」の文字が幕に浮かぶという演出が何というか…もう映画だよねと。音楽の枠をはみ出てしまっている。
でもそんな美しい余韻で終わらせてくれないのがDIR。歪みだした文字に続けて流れるのは、

2.OBSCURE
前日同様に会場を纏め上げる混沌のナンバー。
しかしこの曲はリメイクされて最近の雰囲気に合わせたアップデートがかかっているわけで。何となくこの流れを見た時に今日のDIRは完全に変えてきたと思いました。
前日は初期や中期などの古い曲も結構多めだったけど、今回は最近の曲で固めて来てる。
「今の俺たちはあんなもんじゃねぇんだぞ」と、踏み越えてきた歴史の違いを見せ付けてるような印象が強く感じられたわけです。

3.詩踏み
この最新ナンバーが序盤でブッ込まれたのが何よりの証左。前日同様全力で暴れてまいりました。
当然前日のヘドバンで首にダメージが残ってはいたんだけど、そんなん構ってもいられないんですよこの曲が来たら。メンバーの皆さんも鎖を引きちぎった猛獣のように感情をぶちまけて来る。あまり表情を崩さない薫さんですら積極的に煽ってくるし。

ここで小休止。今日のDIRは決してピエラーさんに親切にはなってない。
ついて来れなきゃ容赦なく置いて行くぞという気迫が感じられる。その本気度に虜のボルテージも上がりだす。

4.濤声
小休止明けはバラードから。前日と一緒で最近の楽曲中心にしめやかなブロック。
伸びやかな高音が響き渡る感じはまるで演劇を見ているかのよう。

5.audience KILLER LOOP
そんな美しい余韻から一気に混沌へ投げ込まれるダークチューン。ただ、ここまでは割かし昨日も披露されていた楽曲が多めだったので驚きはそこまでではありませんでした。
その意味では逆にピエラーの皆さんも前日で予習済みだった感じはあるかも。

6.Behind a vacant image
こちらは前日は披露しなかったものの、静と動のふり幅がとにかく大きい。
でもこのふり幅の大きさこそがDIRの魅力なのは間違いなくて。大きな風景画を見てるような感じというか。
最後に感情を爆発させるような大合唱があって、重厚なヘドバンで締める。その大きなうねりをたたきつけたところでまた小休止…だったんですが。

静かに響く風の音。
どよめき、そして感激の悲鳴を上げる客席。
このイントロは…やってくれた。

7.アクロの丘
誰もが待ち焦がれた、今日のサブタイトルにも掲げられていた丘の曲にして、DIRのメジャーデビュー曲。
当時を知る虜もピエラーも、全員が歓喜と感動を持って曲の世界観に浸る。前の席のピエラーさん俯いてたなぁ…もしかしたら泣いてたのかも。嬉しくて。
正直今日のライブではやらないかもしれないと考えてたけど、DIRはやってくれました。
この曲は間違いなくハイライトの一つになると思います。

と思ったら、

8.VINUSHKA
「うぉおおおおおおおお!?」
まさかの10分大作。こんな対バンイベントにはある意味不向きともいえなくもない選曲。しかもよりによってアクロの丘の直後にほぼ間を空けず。
モニターに大写しになる京さんの口元には、不敵で邪悪な笑み。そうか、まんまとしてやられてしまったのか我々は…
誰も予想だにしていなかったであろう展開に会場のテンションがさらに増していく。「ここが真実だ!」の絶叫はもうピエラーも虜も関係なく、全てをひとつにする鶴の一声のようでした。
背景に流れる悲惨な核戦争の映像がまたね、いつもながらに心を抉るんですよ。ピエラーさん見入ってましたねぇ…

やはり今日もDIRの流れは読めない。
最新の流れを軸としつつも、ところどころに挟み込まれる古い曲は確実に心に深く突き刺さってくる。

9.GRIEF
やった俺の大好きな曲!
とにかく品性も理性もかなぐり捨てて憎しみを惜しみなく叩きつけるこの爽快感。
「お前らの汚ねぇ声聞かせてくれ!!」
前日のマゴッツの如く会場がひとつになって「FUCK OFF」を絶唱する一体感が気持ちいい。痛快、とはまさにこのことか。

10.朔
GRIEFから始まったのは、後半を一気に駆け抜けるかのような極悪チューンの流れ。
定番曲でありながらも世界的にDIR EN GREYの名を知らしめたあの衝撃的なPVが視界に突き刺さる。家族殺しの凶行。PIERROTにはこんな映像作品はなかったはず。目を逸らしてしまうピエラーも少なくはありませんでしたが、だったら頭を振って曲の世界観に浸ってくれよと言わんばかりの攻勢が止まらない。

11.Revelation of mankind
イントロで悟る。そう、そうなんです。
そんな朔のPVで凶行を犯した少年の「その後」を描いたPVが流れるのがこの曲なんですよ…!
どこまでもアグレッシブに叩きつけられる獰猛な音世界と衝撃の映像。
家族を殺した少年はその「家族の愛情」というものを理解出来ないまま大人になってしまって、ある一家に押しかけて子供に親を殺させる残忍極まりない凶行を犯す…
虜であっても衝撃的過ぎて言葉を失う一作でしたが、朔から続けざまにライブで歌われたのはこれが初めて。またもしてやられた…!

12.SUSTAIN THE UNTRUTH
楽しげにステージ上を行き来しながら京さんが客席を煽り、合唱に導く。
終わりが近いことを悟って、色々とこみ上げるものがありました。
夢のような2日間。でも夢はいつか覚めるもの。だったらその夢を心の底から楽しまなきゃ勿体ない。
実際こんなにも期待に応え、期待を裏切ってくれるバンドが、同世代に生まれながらも同じ舞台に立つことが今までなかったという奇跡。コレを夢と呼ばずして何と言うべきか。

13.激しさと、この胸の中で絡みついた灼熱の闇
本編ラストはこちら。この辺ちょっと記憶がうろ覚えなんだけど、あまりベタベタと馴れ合わないメンバー同士が積極的に近付いて演奏してる姿が印象的で。
背中合わせにピッタリひっつきながら演奏する薫さん、Dieさんのツインギター。
5分割されたスクリーンにそれぞれがピックアップされる中、そのカメラが追いつかないほど縦横無尽にベースの弦を叩きながら暴れまわるToshiyaさん。やっぱ持ってるこの人w
そんな中どこまでも表情を崩さず激しいドラミングを見せつけるShinyaさん。人形かこの人は…

本編が終わった後、当然の如くアンコールの声が大きくなっていく。
ただ内心では俺も不安でした。何故なら前日PIERROTは「HUMAN GATE」で盛大かつ華やかに銀テープを放ち、とてもハートフルな締めくくりを迎えていたわけです。
しかしそんな曲がDIRにはほとんどない!どうするの!どうアンコールやるの今日!?

ゆっくりと現れるメンバー達。京さんも水玉のシャツというリラックスした姿。
流れ出したのは。

EN.1 THE FINAL
本当ならここが定位置なんですよね、この曲。
…ということは、アンコールは1曲ではない?
映像に流れる字幕にあわせ、虜たちが一緒に歌いだす。ピエラーさんもたどたどしくもついて来る。
そう、もう俺達は「戦友」でした。

恐らく次があるであろうアンコール曲に誰もが期待と不安を寄せる中…またしても事件が起こりました。

京さん「えー……ピエ、ラーさん?(首をかしげて)」

ま た 喋 っ た ぞ こ の 人

「こんばんは、DIR EN GREYです。ピエ、ラーのみなさん…今日もお元気ですか?」

何で前日はスッと言ってたのに今日は途切れ途切れなんだよアンタカワイイなちくしょう!!

そんな中カメラに抜かれたのはスピーカーにもたれ掛かるToshiya氏の顔。
アンタ映ってんぞドアップで気を抜かないでwww!!

「ワーキャーいってんなぁ…おいくそったれ共。ええ、愛すべきくそったれ共です」
こんなに素直に愛情表現を口にする人ではないのに、愛すべきと言ってくれた喜びに会場が拍手に包まれる。
キリトさんとは違うけど、言葉少なに印象的なことを言う人だからこそ、京さんの言葉に誰もが真剣に耳を傾ける。

「そんな愛すべきくそったれ共に、ひとつだけ聞きたいことがあるんやけど…」
「 丘 戦 争 っ て 何 ? 」

アンタもかズコーーーーーーーーーーッ

一気に会場が大爆笑。そうですよね!当事者からしたら意味分かんないですよね!
勝手に私らが騒いでただけですからね!

「ちょっと意味分からないです…戦争ねぇ…そんなことちゃうよなぁお前ら?」
「お前ら生きてんのか!?ひとつになれんのか?なれんのかぁ!?」

異口同音。DIRもPIERROTも戦ってるつもりじゃなく、ただみんなで一緒に楽しもうぜという心意気しかない。
いつもの定番煽りが始まる。「男!」「女!」「ひとつになれるか!」「いけるか!」
もちろん行けますけど何をやってくれるんですか最後に!あなた方紙テープとか絶対やらない人でしょ!そんなピースフルな締め方しない人でしょ!どうしてくれるのよ!

「ラストぉおおおおおおお!!」

EN.2 残
その手があったかぁあああああああああああ!!
一発目の轟音と共に放たれる銀テープと紙ふぶき。しかし徹底的に似合わない…!
何でだよ!よりによってこんな最初期の極悪チューンをより極悪にアップデートしたものをブッ込んでくるのよ!
そんなの、そんなの、暴れるしかないじゃないかああああ!

そうなんですよね…この人たちはキレイに終わらせてくれるバンドでもないんですよね…
最後の一滴まで気力を絞りきらせる人なんですよね…

こうして、奇跡の共演は終わりました。
終わってみれば一緒に何かを歌うとかそういうことは一切なかったですが、逆にここまでコントラストが大き過ぎる2マンでそんなことを期待するほうが野暮とも言えるわけで。
そうではなく、お互いのファン同士がアウェーの空気感をどこまで楽しむことが出来るか。そこが一番大事なポイントだったんだと思う。自分が推していなかったバンドの魅力をどこまで発見できるか。

少なくとも、今自分は確実にPIERROTのことがますます好きになりました。てかキリトさん面白過ぎる。大好き。
そんな風に、ピエラーの皆さんの中にもDIR EN GREYというバンドの魅力に気付いてもらえる機会になったのなら、このANDROGYNOSは大成功と言えるのではないかと思います。

自分自身がやっている音楽の中にも、色々と活かせる要素があったのは間違いない。
これから先、活動の中にも出来る限りフィードバックさせていきます…!

PIERROT、DIR EN GREYの皆さん。お疲れ様でした。
素晴らしい奇跡の二夜をありがとうございました!


matthewでした!
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【2017/07/09 23:04】 | 無分類 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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